かかとのひび割れについて

 かかとの状態を日頃から気にしている人は少ないかも知れません。でも,靴下を脱いだときにふと見たときや,サンダルを履く夏場などに,かかとがガサガサしていて,ひび割れしていることに気付くことがあるでしょう。当然ながら見た目に悪いですし,場合によってはひび割れたところが痛くなることもあります。多くの人が,かかとが固くなることで悩んでいるので,かかとをお手入れしたりケアしたりするためのグッズが販売されています。かかとがひび割れてくることには原因がありますから,それに合わせた対処をしないとなかなか改善されなかったり,一時的にキレイになるだけだったりしてしまいます。まずは,ひび割れの原因を探るところから始めましょう。

かかとのひび割れの原因

 では,かかとがひび割れるのはなぜなのでしょうか?一つには,肌の乾燥が原因として挙げられます。池や田んぼに水がなくなると,表面が乾いてひび割れるのと同じです。そしてこの乾燥は,1グラムで6リットルもの水分を保持できるヒアルロン酸など,肌の保湿に役立つ成分が年齢によって減少することで起こります。ただでさえ体重を支えることで皮膚が丈夫になりがちな足の裏ですが,水分が減少するとかかとのカサカサがさらに進み,歩くときの圧力によってひび割れてしまう訳です。かかとのひび割れの原因はさらに,水虫という場合もあります。かかとの角質が厚くなる,かゆみの少ないタイプの水虫もありますので,このような場合には皮膚科で治療することが必要です。

かかとのひび割れの対処法

 かかとのひび割れを起こさないようにするには,日頃からのケアが大切です。かかとが厚くならないように,保湿に努めましょう。もし硬くなってしまっていたら,無理に削って取ることは皮膚を傷めますから控えて下さい。お風呂でキレイに洗ってから,セラミドや尿素入りの軟膏をしっかり塗ると良いでしょう。手荒れのときに付けるような薬用の軟膏(かかと専用のものもあります)です。それから靴下を履いて保湿しておきます。ある程度キレイになってきたら,顔に使う保湿クリームに変えても良いです。当然ながら,ひび割れがかなりひどくて皮膚が裂けているような場合や,水虫の可能性がある場合には,皮膚科で診てもらって下さい。